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転勤者向けの豆知識

転勤・人事異動が一番多くなる時期とは? 2019年12月13日

転勤 時期1

事務職ではあまりないようですが、総合職として勤めている場合は必ずと言っていいほど一度はある『人事異動』。
どこへ行くのか、どのくらい行くのか、辞令がいつくるのかと不安になりますよね。
だからと言って、一年中そのことを考えていたら疲れてしまいます。
では人事異動や転勤は、いったいいつが多いのでしょうか?


1.転勤・人事異動ってなに?


まず『人事異動』とは、会社の組織変更などによる人員配置の変更のことです。
つまり、今までと違う部署や支店などへ勤務先が変わることですね。
採用・退職による人の出入りや、年齢・能力等による業務のアンバランスを解消するためなどに行われます。

『転勤』とは、地方や海外などへの引っ越しを伴う人事異動の場合をいいます。
転勤の場合は職場だけでなく生活圏内も変えなければならないため、私生活にも影響が出るので精神的負担は大きくなりますよね。
人事異動は、転勤する社員本人だけでなく、その家族にとっても今後の生活にかかわる一大イベントです。


転勤 時期2

2.時期は決まっているの?


転勤・人事異動の時期は、『○月にしなければならない』という決まりはなく企業・職種によってさまざまです。
一般的には決算時期に実施する企業が多いですが、決算月はそれぞれ会社によって異なるので、人事異動の時期はどこも同じとは限りません。
決算を一つの区切りとしている企業では、年度末である3月末・9月末を一区切りとして、4月1日と10月1日を転勤・人事異動による着任日としている場合が多いようです。
四半期決算の企業の場合は、年に4回も人事異動のタイミングがあるということになるので、なんだか落ち着かないですね。

また決算とは関係なく、4月は新入社員の入職等でバタバタしている為、既存の社員の異動は少し落ち着いた頃の5月や6月に実施するというところもあるようです。
しかし公務員の場合は、上半期・下半期で分かれる仕事ではないため4月の転勤が多いようです。
また、アパレル関係の人事異動は2月と8月が多いようで、理由は季節の変わり目でバーゲンやセールなどの忙しい時期が終わった頃だからなのだとか。
このように職種や業界によって転勤の時期は異なります。
就業規則などに記載されている場合もあるので、一度目を通しておくといいですね。


転勤 時期3

3.いつごろわかるの?


だいたい辞令の1か月前くらいに、個別で上司に別室に呼ばれたりなどして、異動や転勤についての説明を口頭で受けることが多いようです。
この事前告知のことを『内示』と言います。
内示は正式な辞令とは違い、本人だけに伝えられるものです。
なぜ内示があるのかというと、異動する社員本人の『心の準備』をするためです。
転勤の場合は物件探しや引っ越しの荷造りなど、心の準備以外にもやることが沢山あって大変です。
しかし、辞令のどのくらい前に内示をしなければならないという決まりはないので、直前になってから聞かされるというパターンも珍しくないようです。
もし家族がいて一緒について行く場合は、家族の仕事や子どもの学校についてもどうするのか考えなくてはいけないので、やはり1ヵ月くらい前には知っておきたいものですね。
もし内示が出た場合は、非公式なものなので同僚などへ口外しないよう注意が必要です。
周囲へは、きちんと辞令が出てから報告するようにしましょう。


4.どのくらいの周期であるの?


転勤や人事異動は、会社の規模や方針、目的や状況、職種などにより大きな差があります。
早ければ半年や一年など短い場合もあれば、長ければ10年なんてことも少なくありません。
初めから期間が決まっているケースもありますが、社内の状況に応じて今後が決まるというように先が分からないことの方が多いかもしれません。
このように、人事異動の周期は企業や人によりさまざまですが、だいたいは2年から4年に一度のサイクルで実施する企業が多いようです。
金融機関などは癒着による不正やトラブルを防ぐために比較的転勤が多く、平均すると3年ごとに人事異動が行われています。

また、社員の能力開発を目的として、幅広い業務の経験をさせるために部署や職務を定期的に異動する『ジョブローテーション』と呼ばれる制度もあります。
このジョブローテーションの場合は、1年から3年と比較的短期間な場合が多いです。


転勤 時期4

【まとめ】


大体の時期が決まっている人事異動ですが、イレギュラーで思わぬ時期に辞令が出る場合もあります。
それはどんな時かというと、会社として大きなイベントがあった時です。
例えば新しいプロジェクトの立ち上げや子会社設立、新店舗オープンや支店開設等のタイミングでも人員の配置転換の動きが出るので、人事異動や転勤が発生します。

そのようなことが無い場合は、3年間を目途にしている企業が多いことから、勤務してから4年目の異動が多いようです。
昔『何があってもまず3年間は我慢しなさい』と言われていた理由は、ここからなのではないでしょうか。
職場が変わるというのは、またイチから新しい環境でやっていかなければいけないという不安もありますが、もし苦手な同僚や上司がいる場合はその人から離れて心機一転できるいい機会でもあります。
また、出世の可能性も大いにあります。
下された異動の辞令がピンチとなるかチャンスとなるかは、自分次第なのかもしれません。
転勤が決まった方は、前向きに受け止めて新しい場所での仕事・生活を楽しんでくださいね!


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