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転勤は本当に出世コースなの？左遷との見極め方とは？　2019年12月13日

転勤　出世１

転勤の辞令が下されたら、なぜ自分は転勤になったのか、気になりませんか？
栄転か左遷かどうかは「自分で判断する事」とも言われていますが、「転勤おめでとう！」と言われて自信を持って転勤してみたけれど、実際は左遷だった・・・なんてケースもあるようですよ
今回は、「転勤は本当に出世コースなのか、左遷との見極め方」についてまとめてみました。

１．出世できる人の特徴

『仕事が辛くても忍耐強く、長くその会社で働き続けている人』
不満があっても、つまらなくても働き続けることも大事です。ただ勤務年数が長ければいいと言うわけではありませんが、やはり、長く働く事で、勤務年数が浅い人とは違った視点で会社の状況を見る事ができます。

『話を聞くのがうまく、上司に好かれている』
出世への近道の一つとして、やはり上司との関係が良好である事もあげられます。
上司の話に違和感があっても、まずは話をしっかり聞いて、仕事熱心な姿をアピールしましょう。頼りになると感じ自分の近くに置いておきたいと思われたら、かなり有利になるのではないでしょうか。

『嫌われることを恐れず、人を動かす力がある人』
上に立つ立場の人は、少なからず嫌われてしまう部分があるでしょう。周りの目を気にせず、自分の意見をしっかり伝え、部下にビシッと指示を出せるかどうかも大事なポイントです。ただ優しいだけではなく、時には嫌われ役になる事が出来る人は出世できる人の特徴でもあるようです。

こんな方なら、転勤してもどこでも即戦力になれそうですよね。会社にとって大事な存在でいられる人はやはり出世できるのでしょう。

転勤　出世２

２．出世しない人の共通点について

　では、出世出来ない人はどんなタイプなのでしょうか。

・不誠実で時間にもルーズ
・チームプレイが苦手または出来ない
・ミスした時に言い訳が多い
・自分に甘い
・人には攻撃的な態度をとる
・コミュニケーション能力が低い
・必要以上に気を遣いすぎ、ストレスに弱い
・自発行動や、提案がない
・飲み会への参加や、付き合いが極端に悪い
・営業のセンスがない
・清潔感がなく、服装のセンスも良くない
・マイペース
・転勤をマイナスに捉えすぎる
自分にあてはまる事があれば、意識してみてはいかがでしょうか。
たとえば、服装なら、良いスーツや服を購入すれば、すぐに直す事ができますよね。
営業のセンスがないのであれば、ビジネス本を読んだりセミナーを受けたりして勉強しましょう。自分から提案する事が苦手でも、自分が何をするべきかをしっかり考えてみて下さい。
ちょっとした事で、周りの人と差を付けられる事もありますし、出世コースへ乗るためには欠かせない努力ではないでしょうか。

３．その転勤は栄転ですか？

　「栄転」とは簡単に説明すると、前の職務や職場よりもっと地位が高くなる転勤のこと。
本社勤務だった人が地方へ転勤になったとしても、地位が上がり、状況がよくなっていれば、栄転と捉えてもいいのではないでしょうか。
「昇進」とも似ていますが、昇進は同じ部署内などで地位が向上するかどうかなので、少し違いがありますね。
転勤の辞令は栄転かどうかまでは伝えてもらえない事が多いので、自分で判断する必要があるようです。
つまり、自分の気持ちや主観で決まる部分もあるのですが、昇進を伴う転勤は、出世コースに乗っていると考えて、自信をもって仕事に励みましょう。

４．あなたの転勤、実は左遷だったとしても・・・

　左遷かどうかの見極め方としては、
・役職や階級が上がったのか下がったのか。
・転勤をして仕事や立場に満足しているか。
・公私共に幸せを感じているか。

まず、転勤前の役職と転勤後の役職に変化があるかどうかです。
例えば、以前は本社で課長だったが転勤後の支店では部長になったなど、人事制度上の役職が上がったならば「栄転」といえるでしょう。
しかし、「栄転」と思える転勤だったとしても、それを辛く感じ、仕事に苦戦して成績を残せないでいたら、それは、出世コースに乗っていると言えるでしょうか。
同じ考え方で「左遷」と感じる転勤だったとしても、転勤先での仕事が順調に進み、やり甲斐を感じてイキイキと働けている人も大勢います。
地方への転勤でも、永住したいと思うほどその土地が気に入って公私ともに幸せなら、それはもう「左遷」とは言えないかもしれませんね。

転勤　出世３

５．転勤を将来へのステップとしましょう

出向・左遷・栄転どれであってもポジティブに仕事に励むことは大事な事です。
何を目指して仕事をしているのか明確にしておく必要もあります。
役員になり、本社で高い地位につくためには、不本意な転勤を経験する必要もあります。
将来のためには、本社にずっといても勉強不足になってしまうと判断されれば、経営の勉強をするために地方へ転勤させられることも十分に考えられます。
将来へのステップアップとして様々なことを経験させ、キャリアを積ませてから再び本社で活躍してもらおうという考えから、会社が転勤の辞令を出すこともあるので、どんな状況でも一生懸命頑張りましょう！

いかがでしたでしょうか。
転勤は左遷か、栄転か、出世コースかどうかは、自分の気持ち次第な所がありそうですね。
誰だって出世したい気持ちがあると思いますが、自分なりの幸せのイメージを持って一生懸命働いて公私ともに充実する事が出来れば、人生はもっと楽しくなるのではないでしょうか。
自分の転勤が本当に出世コースなのか気になる方は、今回のテーマである「転勤は本当に出世コースなのか」「左遷との見極め方」を参考にして見て下さいね。
ただし、会社の方針によっても転勤の理由は異なりますので、一側面から判断するのではなく、複数の角度から考えてみてください。

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