転勤での妻の「うつ病」。5つの予防法とは? 2019年12月10日
転勤族という事は分かって結婚したものの、実際転勤族の妻を経験してみたら、想像以上に大変だった、という事はないでしょうか?
自分の意志で引っ越しが出来る訳でもなく、新しい環境での生活を繰り返していくのは大きな負担になりますよね。
今回はそんな転勤族の妻が「うつ病」にならない為の予防法をご紹介します。
1.気持ちをリストアップしてみましょう
ただ落ち込み、イライラしていては、何がどう「うつ」の原因になっているのか分かりません。そこで落ち着いて見つめ直すことが必要になってきます。
頭の中で考えていただけでは、なかなか気持ちに整理がつかず、忘れてしまいがちですよね。
そんな時にオススメなのが、気持ちを書き出すという方法です。
綺麗にしっかり書く必要はありません。
ほんのちょっとでも、感じた事をメモにとる感覚でいいので、リストアップしてみましょう。
たとえば、
・嫌だと感じている事
・転勤前の気持ち
・転勤後の気持ち
など、紙に書く事で落ち着いて判断する事が出来ます。
そして、自分の気持ちに気付く事が大事ですよ。
意外と色んな事で悩んでいると思っていたら、一つの事ばかり考え悩んでいたなんて事もあるようです。
嫌だと思っている事があっても、そのままの気持ちを自分自身で受け止めて、転勤族の妻として、そんな中でもどうしたらいいのか、気持ちをどう切り替えて行けばいいのか考えてみましょう。
もしその解決策がわからなかったり気持ちを切り替えられないようであれば、気持ちを書いたメモを旦那様や信頼できる周りの人に見せて、相談しましょう。
一人で悩まないでください。
2.考え方を変えてみましょう
気持ちをリストアップして、ある程度把握出来たら、考え方を変えてみましょう。
うつ状態にある時は転勤先に馴染めないため、マイナスな事や嫌なことばかりを考えてしまうと思います。そんな時はポジティブになる様に考え方を変えてみるのがオススメです。
とはいえ、急にポジティブになんてなれませんよね。
そこで、今日あった良い事や、嬉しかった事を書き出してみてはいかがでしょうか。
寝る前などでも構いませんので、簡単に思い出してみましょう。
これを毎日続けると、今まで嫌な事ばかりに意識が向いていたのが、今度は良い事にも気付き始める事ができる様になるそうですよ。
3.うきうきするような事を考えよう
毎日いい事を見つけるのと同じくらいお勧めしたい方法が「うきうきするような事を考えること」です。
たとえば、
・新しい土地でチャレンジしてみたいこと
・食べてみたいもの
・行ってみたい場所
・欲しい物
など、こちらもリストアップしてみるのも楽しそう♪
お気に入りのノートに欲しい物の切り抜きや、食べたい物の写真など貼って、自分のだけのノートを作ればさらにうきうき度がアップしますよ。
転勤族の妻だからこそ思いつく、新しい土地で楽しめそうな事をぜひ見つけて下さいね。
4.生活習慣も見直そう
引っ越ししたばかりの時は、片付けはもちろん、色々な手続きや子供の幼稚園や学校の準備など、バタバタと忙しいと思います。
睡眠時間も削られ、一人の時は食事も適当になってしまう事もありますよね。
生活習慣の乱れもうつの症状を悪化させてしまう可能性があるようです。
普段の生活で意識して欲しいことをピックアップしました。
・【定期的に運動をする】
これは脳を活性化させ、軽い運動はリラックス効果も期待出来る様です。
新しい土地を知るためにも、ご自宅の周りや公園で30分〜1時間程度ウォーキングするのがオススメ!
・【生活習慣を見直す】
昼間は日光を浴び、夜はしっかり眠りましょう。
起床直後から30分以内に、15分〜30分のあいだ日光に当たると精神を安定させる、セロトニンが分泌されるそうです!
・【規則正しい生活】
自律神経の乱れやホルモンバランスを整えてくれます。
1日7〜8時間は睡眠時間を取るように心がけましょう!
・【食事も気をつけよう】
バランスの良い食事を心がけてセロトニンの分泌を促しましょう。
「トリプトファン」を多く含む、牛乳・チーズなどの乳製品、豆腐・納豆などの大豆製品、ナッツやバナナを摂取するとセロトニンの分泌が促されます!
5.自分の居場所をつくろう
転勤族の妻が新しい土地で居場所を作るのは本当に大変だと思います。
旦那さんは職場があるし、子供は幼稚園や学校がありますよね。
居場所というのは、その土地や施設のことだけではありません。
もちろんその土地で、気の許せる友達がいればいいのですが、家族や、地元の友達、職場の人でも、自分の悩みや気持ちを話せる人がいれば、それが居場所になるのではないでしょうか。
今は転勤族を応援してくれる団体や、子供を通じて転勤族のママが知り合えるイベントやサークルなどもあります。
インターネットでも転勤族の妻の集まりの場があるようなので、ぜひ活用してみてはいかがでしょうか。
同じ転勤族同士なら気持ちを共感出来るはずですよね。
悩んでいるのは自分だけではないはずです。他の転勤族の方の話を聞く事も自分の気持ちを知れるチャンスにもなるのではないでしょうか。
【まとめ】
転勤族の妻がうつ病にならないための予防策をおさらいしましょう。
・悩んでいることや嫌な事を書き出し、本当の気持ちに気付きましょう。
・毎日、今日の良い出来事や嬉しかったことなどを思い出し、転勤族のいい所に目が向けられる様に、練習をしていきましょう。良い所を見つけられる習慣が身に付くといいですね。
・これからの生活に楽しみをみつけ、うきうきさせましょう。ポジティブに思考が切り替えられるチャンスですよ。
・生活習慣を見直し、ホルモンバランスや自律神経の乱れを整えましょう。バランスの良い食事と適度な運動、そして睡眠が大事でしたね。
・最後は自分の居場所をみつける事。同じ気持を共感出来る仲間は全国にたくさんいるはずですので、インターネットなどを利用して見つけるのもオススメです。
いかがでしたでしょうか。
転勤族の妻は大変な事がたくさんありますが、悩みは一人で抱え込まず、家族にも相談しましょう。転勤族ならではのメリットをたくさん見つけて思い切り楽しんで頂きたいと思います。
うつ病予防にぜひ参考にして下さいね。
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