共働きで夫が転勤...仕事を辞めてでもついていくべきか? 2019年12月10日
近年は共働きが一般的になっている時代です。女性も役職があったり、仕事上責任の重い仕事を頼まれていたりと、バリバリ働いている方も大勢いますよね。
今回は「共働きで夫が転勤…仕事を辞めてでもついていくべきか?」と言うテーマについて考えてみます。
1.夫の転勤が決まったら考える事
夫に転勤の辞令が出たらまず考える事は、「ついて行くべきか」という事だと思います。子どもがいれば学校や幼稚園も変わるので転校の事も考えなくてはいけません。
妻が働いている場合は、「仕事をどうするか」という事も重要になってきますね。キャリアなど考えたらすぐに辞めて夫について行く事が出来ない妻もいると思います。
仕事は辞めたくないと思っても、家族が離ればなれになる事に抵抗がある妻も多いはずです。
でも一番心配なのはお金の面ではないしょうか。今は一緒に暮らしていて共働きなのでそれなりに収入はあると思います。しかし妻が辞めたことで収入は少なくなります。一緒に転勤先について行って同じような条件で雇ってくれる会社があるとも限りません。
妻と夫の二人暮らしなら考えるのは妻の事だけなので、急いで結論を出さずに、先に夫だけ転勤して、きりのついた所で妻がついて行く事もできるでしょう。しかし子どもがいる場合は状況が違ってきます。子どもが小さい頃は親が決めても問題ないかもしれませんが、大きくなって来たら子どもの意志も尊重しなくてはなりません。
夫のこと、子どものこと、自分の仕事のこと、自分のキャリアや今後のこと。考えなくてはならない課題は山積みです。
2.ついて行くメリットとは?
まずついて行くメリットとはなんでしょうか?共働きで安定した稼ぎがある場合もわざわざやめてまでついていくべきなのでしょうか?夫の転勤の辞令がでたとき、ある調査では約63.3%の妻がついていくと考えている結果が出たようです。
1つ目はやはり一番は金銭的な問題です。単身赴任をした場合は二重生活になるので金銭面での負担はかなり増えます。仮に会社が単身赴任の家賃を全て負担してくれたとしても、夫の生活費がかかります。一人暮らしであまり料理をしないとなると外食代など想像以上にかかるので、一緒にいることで余分な出費を抑える事ができるのは大きなメリットになります。
2つ目はお子さんがいる場合は、子どもの成長を一緒に見守れるということでしょう。お子さんが小さければなおさら家族一緒にいたいと思います。運動会や発表会も一緒に住んでいれば気軽に参加出来ますし、子どもの成長を日々夫婦で感じる事ができます。
育児の負担も夫婦で助け合う事ができるのも大きなメリットになります。父親として、子どもの成長を見守り家族で幸せな一時を過ごす事で仕事も一層頑張れるはずです。妻としても一人で仕事や育児に家事をこなすのは大変です。それならいっそのことついて行ってしまった方が実は妻にとってもメリットは多いのではないでしょうか。
3つ目は、人間関係を作り直すことができることです。仕事の人間関係だけでなくママ友やご近所さんとの関係など、厄介だなと感じていたならば絶好の機会です。また新しい土地で新たな気持でスタートがきれ、新しく友人や知り合いができるのは嬉しいですね!
3.ついて行くデメリット
1つ目はこどもの保育園・幼稚園、学校など転校をする事は親としては悩ましいところです。今は待機児童問題など、簡単に保育所に預けることも出来ませんので転勤について行って、すぐに入れるとは限りません。今の学校に子どもが慣れ親しんで仲良しのお友達がいたらきっとお別れもさみしいでしょう。そんな思いをさせてまでついて行くのはすこし悲しいですね。
2つ目は新しい土地でまた一からやり直さないと行けないという事です。人間関係ももちろん、病院探し、スーパー、美容院と行きつけの場所も探さないといけません。もちろん仕事も探す事になります。今のキャリアを行かせる仕事や、必要としてくれる会社もあるでしょう。しかし、知らない土地での仕事探しは想像以上に大変かもしれません。
3つ目は引っ越し作業が大変ということです。単身の引っ越しとはちがい家族での引っ越しは想像以上に大変です。夫は引っ越ししてすぐに着任する可能性があるので、片付けは日中家にいる妻がする事になります。家族の人数が増えれば増えるほど荷物も多くなるので段ボールから出すだけでも一苦労です。
【まとめ】メリットもデメリットも考慮しよう
仕事をやめてまでついて行くのかは妻のキャリアや仕事への意欲などで変わってくるかもしれませんが、家族が一緒にいる事でしか味わえない喜びや、癒しの時間などお金では買えない喜びがたくさんあります。いずれにせよ転勤について行っても行かなくても、共働きでもそうでなくてもメリット・デメリットはありますので夫婦でよく話し合い、自分たちの生活や考え方にあった道を選ぶ事が大事ですね。子どもが学校を卒業するタイミングや、自分の希望する条件に合った転職先が決まったタイミングなど時期をあらかじめ決めておき、夫の転勤先についていくことも考えてみましょう!
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