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転勤者向けの豆知識

転勤や単身赴任から戻るまでの期間と平均年数ってどのぐらい? 2019年12月12日

転勤 期間1
もし自分自身や家族に転勤や単身赴任の辞令が出た場合、皆さんはまず何を考えますか?
『いつ?』『どこに?』『どのくらい?』『戻ってこられるの?』と、これから先の生活への不安要素は盛りだくさんですよね。
引っ越しを伴う転勤の場合、単身者でも色々と準備が大変なのに、家族がいる場合はもっと大変です。
単身赴任として身一つで行くのか、はたまた家族全員で一緒に行くのかを決めなくてはいけません。
それを決める上で気になる項目のひとつが『転勤の期間』ですよね。
では転勤や単身赴任から戻るまでの期間や平均年数って、いったいどのぐらいなのでしょうか?


1.転勤はどんな仕事に多いの?


銀行などの金融機関や、警察官などの国家公務員は比較的転勤が多いようです。
なぜこのような職種に転勤が多いのかというと、癒着による不正やトラブルを未然に防ぐためです。
商社や生命保険などの保険会社も全国に事業所があるので、組織内の配置転換のための人事異動で転勤が多いと言われています。

またジョブローテーション制度を取り入れている企業の場合は、社員の能力開発として幅広い業務を経験させるために、定期的に部署や職務の異動があります。


転勤 期間2

2.転勤の辞令は何日前に出るものなの?


「転勤者には○日前に内示をしないといけない」という決まった法律はないそうです。
ただ転勤を伴う異動は、仕事の引継ぎだけでなく新居探しや引っ越しの準備など、やらなければいけないことが沢山ありますよね。
辞令は会社によりますが、早くて1ヵ月、遅くても2週間前には出るようです。
2週間前でも大変なのに、「商社で海外勤務なのに辞令が1週間前だった」「3日前にいきなり言われた」など、突然言い渡されるケースもあるそうです。

予想外の急な辞令であっても、転勤を断ると『就業規則違反』で懲戒解雇となってしまうこともあり得るので、やむを得ない事情が無い限り断れないのが現状です。
転勤について雇用契約書や就業規則などに記載されている場合があるようなので、一度確認しておくといいですね。


転勤 期間3

3.転勤の期間は?


最初から期間が明記されている場合はあまりないようで、「○○年○○月○○日付けで、
××へ勤務を命ずる」と、赴任する日付だけが記載されている場合が多いようです。
転勤の期間が明確な場合はいいのですが、そうで無い場合はいったいいつまで行けばいいのでしょうか?
転勤の期間は会社の規模や方針、目的や状況、職種など人によりさまざまです。
短ければ半年から一年ですが、長ければ10年などかなり大きな差があります。
はじめから『○年』というはっきりした期間を設定している企業は少ないようです。
その場合、会社からいいよと言われるまで戻れないので社員自身も家族も次の辞令が出るまで待たなければいけません。
実質無期限での転勤を命令されるなんてこともあるようですが、大体3年くらいのところが多いようです。


4.いずれは戻ってこられるの?


こちらも会社の方針によるもので、必ずしもまたその場所に戻れるとは限りません。
すぐに戻れる場合もあれば、数年後にはまた次の場所へ転勤を命じられる場合もあります。
最終的に地元に戻ってこられるのは定年退職間近になってからや、最悪の場合定年退職後というのもあるようです。
もし社員本人の病気や、家庭の事情で戻りたいなど正当な理由がある場合は、『要望書』や『異動願い』などを会社に提出してみてはいかがでしょうか?
必ず希望が通るわけではありませんが、人事異動で考慮してもらえるかもしれません。

期間が設定されている転勤は、問題解決のために臨時で行くというケースが多いようです。
その場合、設定期間が終了すれば戻ってこられますし、問題が解決すれば早く帰ってくることもあります。
このように期間や解決すべき問題が明確な場合は、転勤のストレスは少なく済みそうですね。


転勤 期間5

【まとめ】


家族がいる場合、短い期間なら一人だけで行く単身赴任を考えてもいいですが、会社によっては子どもが一定の年齢になるまで認めてくれなかったり、手当が出なかったりして難しい場合もあるようです。かといって全員で一緒に行くとなると、金銭的負担も大きくなるのでなかなか大変ですよね。
転勤や単身赴任は平均3年と言われていますが、実際は人それぞれでかなり差があるのであまり参考にはなりません。

ついマイナス面ばかり考えてしまいがちな転勤ですが、プラス面だってもちろんあります。
・新しい仕事に新鮮な気持ちで取り組める
・手当がつくなどお給料がアップする
・キャリアアップにつながる
・新しい土地で新しい人脈を築くことができる
・長期の旅行気分が味わえる
・その土地の美味しいものを楽しめる
・荷物整理をするきっかけになる

転勤がある仕事をしているなら、『いつかは転勤があるかもしれない』ということをいつも念頭に置いておく必要があります。
転勤は自分だけの問題ではないこともあります。
もし恋人や家族がいる場合は、自身に転勤の可能性があることを事前にきちんと伝えておくことも大切です。
そして『もし転勤の辞令が出たらどうするか』をざっくりでもいいので、時々話をしておきましょう。
そうして日頃から転勤について少しでも考えておくと、本当に辞令が出た時に慌てなくていいかもしれませんね。


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